職人手仕事 -No.8 CHAIR 組み上げ-

No.8 CHAIRの組み上げ作業。

 

コンマ数ミリのホゾの突き方、

ほんの少しの力のかけ方、

糊の入れ方、

木に無理な力がかからないように、

流れを止めずに一気に組み込む。

 

ほんの少しのこと。

でもそれはとても大きなこと。

 

作り続けて、五感で感じて、体得していく。

 

私たちの家具には、家具職人が積み重ねてきた年月と経験と完成が詰まっています。

 

職人の手仕事を見ていると、いつもピカソの逸話を思い出します。

 

ピカソがマーケットを歩いていると、ある女性から、

「私はあなたの大ファンです。この紙に絵を描いてくれませんか?」と話しかけられました。

ピカソは30秒ほどで、さらさらと絵を描き上げた。

「この絵の価格は、100万ドルです」

「たった30秒で描いた絵が100 万ドルもするのですか?」

「いいえ、この絵を描くのに30年と30秒かかっているのです」

 

 

製作時間や材料の原価だけではない、積み重ねて得てきた感性の価値なのだと。

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