テーブル天板制作現場から。@NEUTRAL FACTORY

現在ニュートラルのファクトリーでは、店舗に納めるためのテーブルの天板を(たくさん!)制作中です。

材料は、ブラックアッシュでの制作です。こちらがブラックアッシュ。まだ何も加工していません。ブラックアッシュという名前だと黒い木を想像してしまいますが、白い肌をしています。

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サイズを測り、手作業でカット。

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節や反りやすそうな箇所などを見極めて、木を取る。見ている分には切っているだけですが、職人さんの腕と勘が光ります。

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カットされた材がたくさん。まだまだ「木材感」が漂っていますが、ここからいよいよ天板へと変貌していきます。

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一枚板のテーブル以外の天板は、何枚かの材をジョイントして作られています。例えば、幅80cmの天板を作る場合、20cmの幅の板を4枚ジョイントして(くっつけて)80cmの幅にするわけです。

↓こちらがジョイントする直前の板です。細長く掘られた溝のようなものが見えるでしょうか。この溝にビスケット(食べられない!)と呼ばれる材を入れて、板同士をくっつけます。

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※この他ジョイントするには色々な方法がありますが、今回はビスケットを使った制作でした。

 

ジョイントされて大きな板になったところです。だんだんとテーブル感が出てきましたね。ワクワクします!

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同じ材をくっつけているといっても、材の場所によって木目、動き、色味が違っています。複数の板同士をくっつける訳ですから、それらがケンカしないように一枚の板に仕上げなくてはなりません。

木は年輪の外側か内側かで、反る方向が違います。(木表、木裏と呼びますが) 年輪の向きが互い違いになるように貼り合わせることで、一定の方向だけに反り返るのを防ぎます。力を相殺するイメージです。

↓わかるでしょうか…。

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無垢の木は必ず動きます。職人さんは、その動きを最小限にして長く使える家具を生み出すのです。

さらに、木を複数貼り合わせているということは同じ木目や色をしていないということ。テーブルになった時に、美しいと感じるような継ぎ方をする。

合わせるのか…敢えて違いをみせるのか…、勘と経験とセンスが光ります。

知識と技術と研ぎ澄ませた感をフルに使って、一点一点作られています。そうやって心を込めて作られた家具を、価格だけ見て「高い」なんてどうして言えるでしょうか。制作背景、時間、そしてこれから何十年も使い続けていくということ。そこに価値があるのではないでしょうか。

 

この天板の制作は…、まだ続きます。

ファクトリーからでした⭐︎

 

-COCCO-

NEUTRAL WORK STUDIO HOUSE(加賀店)

加賀市大聖寺南町ト40-1 2F

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