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peace piece days by NEUTRAL

Monthly Archive: 2017年11月

営業時間のご案内

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明日、12/1(金)、

店外打ち合わせのため、オープン時間が通常より少し遅くなります。

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

お電話はこちらまで↓

076-262-6220

 

NEUTRAL FURNITURE AND SUPPLY CO.

プライベートサロン・オーダー家具 02

こんにちは。

NEUTRALの山本です。

もうすぐ12月ですね。早くも2018年が見えてきました。

あさって12月1日オープンの小松市のプライベートサロン『Link』さま。

その『Link』さまのオーダー家具を納品させて頂きました。

先日のBLOGプライベートサロン・オーダー家具01の続きとなっております。ぜひ、こちらも合わせてお読みください◎

 

今回は、ドレッサーとカウンターについてのブログです。

 

 

ドレッサー

小さい頃憧れたお姫様。

鏡台でお化粧する母の姿。

ドレッサーには女性のワクワクや美への憧れがつまっています。

ドレッサーに向かうことは、女性だけの特別な時間。

サロンンスペースに通されると、ぽつんと一台のドレッサーがある。

そのドレッサーの姿を美しいものにしたいと思いました。

 

天板とミラー枠はナラ無垢材オイル仕上げ。

やはり無垢材には、貼りものの家具にはない存在感があります。

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脚はアイアン、いぶし・溶接跡を絶妙に残し、鉄がもつ味わいが生きる仕上がりになっています。

鉄=真っ黒、ではありません。

素地はシルバー、焼けば黒皮をまとい、バーナーのいぶし跡も美しいグラデーションを描きます。

両サイドには、アイアンのフックをつけて、ドライヤーなどをひっかけられるようになっています。

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家具は見るものではなく、使うもの。

とても人からの距離が近いものです。

遠目からは分からないことですが、実際に空間に置いて、使ってみて、そのディテールから生まれる存在感を初めて感じ取れるのかもしれません。

 

 

 

受付カウンター

入ってすぐの正面に置く受付カウンター。

ナラ突き板を羽目板風に加工。

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ちょっとの可愛さと、海外の匂い、でもすっきりとシンプルに…。

女性オーナーさんのご要望を表現したカウンターになったかと思います。

背面側は、パソコンや事務作業ができるようなスペースにしてあります。

棚はA4のファイルやカルテが納まるサイズに設定。

手元を隠しつつも事務作業が出来るようになっています。

 

背面や内部などの見えない部分は、白ポリという面材で仕上げています。

突き板よりも低価格・塗装不要、という点から、見えない部分の仕上げてをこの白ポリにすることで、コストダウンにもなります。

 

 

価格と質のバランス

ドレッサーについて、「やはり無垢材には、貼りものの家具にはない存在感があります。」

と書きました。

もちろんそうです。

でも、はりもの家具が悪い訳ではありません。

店舗のように予算が決まっている場合、

店舗の顔になるような家具や目立つ部分には、材料やつくりに手と予算をかける。

見えない部分や視線が散る部分には、逆のやり方を。

かけるところはかける、抜くところは抜く。

そういう風に全体をプランニングしていくことが出来ます。

住宅についても同じことがいえますよね。

 

空間全体として家具をプラン二ングすることで、同じ予算をかけてもインテリアの見え方は違ってきます。

 

住まいや店舗を計画中の方、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

 

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12/1オープンです⭐︎

プライベートサロン・オーダー家具 01

オーダー家具納品

12月にオープン予定のプライベートサロンへの家具をデザイン、制作いたしました。

店舗の設計はSWAY DESIGN。

店舗の設計段階から、家具のデザイン打ち合わせも進めていきました。

家具も建築の一部。

設置する家具によって、その空間も大きく変わります。

 

シンクカウンター

約10平米のサロンスペースは、シャンプー台が一台、ドレッサー・カット用の椅子が一台。

決して広くないサロンスペースですが、カラー剤を洗ったりするシンクと収納は必要。

入って正面の壁面に、ぴったり納まるシンクカウンターと収納棚を…。

とのご依頼でした。

 

ステンレスヘアラインのオーダーシンク

シンク天板はステンレスヘアライン。

壁から壁にぴったり納まるオーダーサイズ。

扉は全てナラ材オイル仕上げ。

クリア色のオイルでシンプルで美しい木の色に。

縦方向の木目で、上と下の両方の扉に繋がりが生まれます。

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天板と扉の間の手を掛けるためのクリアランス。

脚の蹴込み部分となる巾木があります。

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このクリアランスと巾木を白にして、横のラインを通すデザインに。

ここを白にすることで、扉のナラ材がより引き立つし、ステンレスの横のラインも美しく見えるのではないかと思います。

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アイアンハンガーパイプ

オーナーさんのご希望もあり、シンク上の吊棚にはアイアンハンガーパイプをつけました。

タオルやディスプレイのものを掛けることができます。

水回りなので、サビが出ないよう焼き付け塗装を施してあります。

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住宅のキッチンのような雰囲気をなるべく出さないように…。

インテリアに溶け込むシンプルな形状ですが、パイプをL型に曲げたようなデザインにしてあります。

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一般の住宅にもオーダーメイドでアイアンパイプの制作も可能です。

もちろん、キッチンから造作収納まで、

(デザイン・採寸・制作・施工、全ての工程を自社で承っていますので、お気軽にご相談ください。)

 

 

ちなみに、プラン打ち合わせでは、このような3Dパースイメージを描いてデザインを決めていきました。

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インテリアと一緒に具体的なデザインを決めていくことができます。

 

 

 

次回、プライベートサロン・オーダー家具02では、ドレッサーと受付カウンターをご紹介していきます⭐︎

 

生地史子 -かけらみがきワークショップ-

かけらみがきワークショップ

ろくろによる木工作品の製作をしている木地師・生地 史子さんの出張かけら磨きWORK SHOPを行います。

お好きな木のかけらと、イヤリング、またはピアス金具、穴をあけてビーズにします。
また、様々な木の木目や色を見て比べてみたり、CAFE DUNBOさんのコーヒーとお菓子をいただきながら、木や森について参加者の皆様とお話したり…。

「木工における基本作業のひとつ、磨くという作業を通じて、ものをつくる楽しさ、ものへの愛着を感じていただけたら嬉しいです。」と、生地さん。

 

 

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場所:NEUTRAL(金沢市香林坊2-11-7)
電話:076-262-6220

日時:12月3日(日)①11:00〜②14:00〜
各回定員6名(予約可)
所要時間一時間半ほど
費用:¥2500
CAFE DUMBOさんのコーヒーとお菓子つきです☆

※磨く際に木粉が着くこともございますので、粉が着いても払える衣服、もしくはエプロンを持参ください。

木工における基本作業のひとつ、磨くという作業を通じて、ものをつくる楽しさ、ものへの愛着などを感じていただけたらいいなと思います。
たったひとつのちいさなかけらと向き合い、ただただ美しい木目が浮き上がるまで磨き続けます。
黙々とやっても、誰かとわいわいおしゃべりしながらでも、目指すゴールはただひとつ、木を美しく磨くこと。
ただ目の前の何かと向き合うだけなのですが、それが終わったときには不思議とすっきり、新鮮な景色が見えるかもしれません。

 

11:00~19:00の営業時間の間、木製品のオーダーやメンテナンスなどの相談も受け付けております⭐︎

ひとつひとつが一点もの、NEUTRALの家具の個性。

こんにちは。

私は日々、家具の仕事をする中で、

NEUTRALの家具たち、ひとつひとつに個性と違いを感じています。

もちろん、愛着を感じる家具もあります。

どうしてNEUTRALの家具はこんな風に感じるのだろう?と自分なりに考えてみたことを書いてみようと思います。

 

 

オーダーメイド家具

NEUTRALの家具は、流れ作業や分業ではありません。

ひとつの家具を一人の職人が作り上げます。

木材のクセや個性、木目の流れを読んで木取りをする。

木の動きを予測して、ホゾを組んだりジョイントの向きを合わせたりしていきます。

 

生きている木、それは自然のものなので、同じ木目や表情を出すことはできません。

同じ木目はひとつとしてない、その表情の違いがひとつひとつの家具の個性でもあります。

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違いを感じる

サイズ、デザインのセミオーダーやフルオーダーが出来るのも、オーダー家具の強み。

しかし、全く同じデザインの家具を新しく制作した時に、その木の表情に違いがあるときっと分かると思います。

例えば、2脚同じデザインの椅子が並んでいたとして、なんだか「好きな方」があることに気づくと思います。

それはとても小さな気づきですが、家具は日々の暮らしの中で、常に見るものであり、手や体に触れるものです。

日々の暮らしを、なんだか好きなもの・ピンときたもの達と過ごす。

これはとても大切なことなのではないかと思っています。

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モノのパワー

人間に「気」があるように、モノにも「気」が宿ります。

辛い、苦しい、とうつむいている時、

人が楽しい、幸せ、と笑顔でいる時、

その人から出てくる気は違いますよね。

 

めんどくさい、やりたくない、と思いながらつくった家具、

楽しみながら、もっといいものを作ろう!と思いながらつくった家具、

どちらの家具を家に置きたいですか?

モノが放つパワー、それは意外に大きいものです。

料理に例えると分かりやすいですよね。

つくりたくない…と思いながら作る料理と、美味しいものを食べさせてあげたい!と思いながら作る料理、

後者の方が絶対美味しいです。

 

NEUTRAL FURNITURE

NEUTRALは、もっと良いものを作りたい、ずっと使い続けてもらえるデザインと構造、技術を…と、チーム全員が思い続けています。

お店に置かれた完成されたイスやテーブル達は、弊社のデザイナーと職人によるチーム全員の力で、家具になりました。

もちろん、楽しい、幸せの気を発する家具たちです。

同じデザインのものでも、ひとつひとつが一点モノ。

その家具にしかない個性があります。

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NEUTRALには、そんな個性をもった家具たちが揃っています。

同じデザインだけれど、同じものはひとつとしてない。

それぞれが一点もの。

出会いは一期一会。

もう一歩、ぐっと踏み込んで家具に触れてみてください。

何か新しい出会いがあるかもしれません。

 

 

 

-COCCO-