リメイク完成

子供の頃に使っていた学習デスク。

同じ材を使い、新しいデスクへと生まれ変わりました。

大人になった自分へのプレゼント。

 

「学習」する場所から、「仕事」「遊び」「人生の学び」をする場所に。また共に人生を刻んでほしいなと想います。

 

 

デスクトップモニターを置く台は、取り外し可能。将来不要になっても広々使えます。

 

エル型にカットした天板。小口の色も自然になるよう合わせてあります。

 

モニター台は無垢材。材料がとれるギリギリを狙ってます。

 

再利用した小引き出し。モコっとしていた部分を出来るだけフラットにして、スッキリさせました。

 

アイアン脚をプラス。抜け感とシャープさが出る角脚。

 

 

家具メンテナンスをして永く使い続けることはもちろん、

木材を加工し直すことでまた新しい家具を作り出し、更に永く使っていくことができます。

材料が高騰している今、

お手持ちの家具をリメイクする、という選択肢は当たり前になっていくのかもしれません。

デスク解体が終わり、パーツが揃いました。

お客様からの要望は、

・天板をL型に加工

・デスクトップモニターを置ける台があること

の二つ。その他のデザインは完全にお任せしていただきました。

 

永く使える丈夫な家具に仕上げるために、

・出来るだけ無垢材を使うことと

・ライフスタイルが変わっても飽きのこないシンプルなデザインにすること

・小さな引き出しを再利用すること（これは何となくお客様が使いたそうだなぁ、と感じたので）

・PC用デスクとなるのでハード本体が収納出来ること

を心に置いてデザイン。

製作開始です！

 

エル型の天板。カットした小口面は色合わせ塗装をしていきます。

 

作りながら、この方が良くなるかも？と変更していくことも多々有り。

デザインは図面で完成してますが、立ち上がった現物をみながらもっと良くなるデザインを探します。

 

小さな引き出し。レールが無いのでスムーズに滑るようにミリ単位で調整します。

 

 

デスクの脚。解体したパーツにある無垢材を加工。

パーツはパーチクルボードや合板が多かったので、数少ない無垢材をどう使うか？が肝でした。

 

 

さて、どんなデスクに仕上がるか。

楽しみです！

家具の解体

お預かりした学習デスクのリメイク。まずは解体。

自社製の家具ではありませんが、

ほぼ金物で組み上げられていたので

金物を外してひとつひとつパーツにバラしていきました。

 

無垢材、パーチクルボード、集成材…、

使える材を吟味しつつパーツを見ながらイメージを膨らませる。

 

 

全パーツが揃いました！